令和4年3月に陸別町分線地区で新築牛舎が完成し稼働を開始しました。
この牛舎はクラスター事業を活用し、総工事費5億5千万円・牛舎面積2,999㎡の木造建築。180頭のベット、搾乳ロボット3機、自動給餌機(餌押し付き)、餌用ストッカー2機、3頭分の分娩房を備えている。
現在は搾乳牛130頭まで増頭しており、育成牛は別棟の施設と預託で100頭を飼養している。
経営者の佐藤皓司さんは今年で40歳になられ「規模拡大するなら今しかない。」と決断。
この牛舎のこだわりや意気込みを訪ねると「低い天井により夏は空気の抜けがよく涼しく、冬はこれから初めて迎えるが温かく牛が快適に過ごせるだろう。餌やスラリーなど陸別町にある施設をうまくアウトソーシングし牛の管理に注力したい。」とおっしゃっていました。
しかしながらコロナ禍による消費低迷・過剰在庫で生産抑制というこれまでに経験した事のない酪農情勢に「やるしかない、家族全員で協力して明るい未来を掴み取る!!」と力強く、そして素晴らしい笑顔で答えてくれました。